辻庸介さんという、FinTechのサービスを提供する「マネーフォワード」という会社の社長さんがいらっしゃいます。

人気家計簿アプリ「マネーフォワード」でご存知の方も多いこの企業は、

昨年東証マザーズに上場したということもあり注目度が上昇中の会社です。

 

また代表取締役社長である辻庸介さんはソニーで働いた経歴や、アメリカでのMBA取得といったことが分かっているのですが、もう一つ気になるのが辻さんの祖父の存在です。

 

辻さんはインタビューなどで度々、祖父からビジネスの影響を受けていることを告白しており、

その祖父は大手電機メーカーの社長を務めた人物。

 

調べてみると、元シャープの社長であった佐伯旭(さえき・あきら)氏であることが分かりました。

二代目社長であり、シャープの第二の創設者とまで呼ばれるほど多大な貢献で会社の成長を支えた佐伯旭さん。

どのような人物なのかまとめてみました。

 

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名前: 佐伯旭 (さえき あきら)

生年月日: 1917年3月8日 (- 2010年)

出身地: 広島県

職業: 実業家 ・シャープ二代目社長

1935年: 早川金属工業研究所入社 (現在のシャープ)

1970年: シャープ社長に就任

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辻庸介の祖父はシャープ元社長・佐伯旭氏。第2の創業者という偉人!

辻庸介さんの祖父である佐伯旭さんは1935年にシャープの前身となる早川金属工業研究所に入社されています。

1959年、42歳の若さで専務取締役に就任という経歴を持っていますが、具体的にどのような実績が評価されていたのでしょうか。

佐伯旭氏が長きに渡って取り組んだこととしては、組み立て工場に過ぎなかったシャープを総合電機メーカーに成長させたことが言われているそうです。

 

代表的な成果を挙げてみると、

  • 1961年: 国産初の電子レンジ発売
  • 1963年: シリコン太陽電池の量産
  • 1964年: 世界初のトランジスタ式電卓開発
  • 1973年: 世界初の液晶実用化、CMOS型電卓開発

 

また、当時のシャープは半導体の事業を自社で持っておらず、ICなどは他社から取り寄せていたそうです。

そこで、佐伯旭氏は当時大阪万博に出展する予定だった資金を天理の半導体工場建設にあて、半導体を中核にした商品開発などに力を注ぎます。

この話は「千里から天理へ」決断として産業界の逸話として残っており、

この後、佐伯旭氏が社長となった「シャープ」が総合エレクトロニクスメーカーとして成長していくことになったのだそうです。

 

1970年に佐伯旭氏がシャープ社長に就任してからもシャープは成長を続け、世界にも名が通るまでの企業となります。

そして1987年、年商1兆円超えまでいったところで会長へ退き、次の世代へバトンを渡したのでした。

 

2001年、92歳という年齢でお亡くなりになられていますが、佐伯氏が辻庸介さんに与えた影響はすごく大きかったことが想像できます。

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辻庸介さんの経営の基礎になっている祖父の教えとは?

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辻庸介さんは現在経営者という立場となり、祖父からの影響を再認識されているようです。

以前インタビューで、辻さんは祖父について語っていたことがありますが、

辻さんは日本の国内総生産(GDP)や雇用統計といった経済指標のメモが書いてあるノートを祖父から手渡されたそうです。

 

それを見た辻さんは、社長になってからも努力を続けるという謙虚さや、常に経済の動向を捉えて正しい経営判断につなげようという姿勢などを感じ取っていたのだとか。

 

また中学時代に祖父から聞いた言葉、

「10のことを人に頼んで、1やってもらえたら感謝しなさい」。

 

には衝撃を受け今でも心に刻まれているそうです。

社会人になってからも常にチャレンジ精神を忘れず成長を続ける辻庸介さんの原点には祖父の存在があるのかもしれないですね。

まとめ

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今回は注目されている会社「マネーフォワード」の社長である辻庸介さんの祖父について紹介してみました。

 

辻さんの祖父である、佐伯旭さんは、あの有名な電機メーカーシャープの社長であり、

そのシャープを世界に通用する総合電機メーカーへと成長させたすごい人物であることが分かりましたね。

 

また、現在の辻庸介さんの経営哲学にも繋がっている素敵な言葉も残されていました。

そんな厳しい祖父の姿を見て育った辻さんが成長させているマネーフォワードという会社は、FinTechのサービスを推し進め経営が注目されています。

 

今後の辻社長の活躍にますます期待がかかりますね。

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