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フジテレビなどを傘下にする持ち株会社である「フジ・メディア・ホールディングス(FMH)」が、放送法の外資規制に違反していた可能性があったことが大きな問題になっています。

フジ・メディア・ホールディングスが放送法の外資規制に違反していたとされる期間は2012年から2014年9月までの約2年間で、その際には厳重注意の処分のみだったそうですが、

東北新社の放送法外資規制違反の事例のように衛星放送事業の認定が取り消されたケースがあるなかでのこの処分には強い疑念が残るのは間違いないでしょう。

そんな中、現在の社長である金光修 (読み方: かねみつ おさむ)さんが国会に参考人として招致されるなど動きをみせていますね。

民放4大テレビ局の一つであるフジテレビを傘下に置くフジHDをまとめているこの金光修社長とは一体どんな方なのでしょうか?

こちらの記事では、金光修社長の韓国人の噂についてや、学歴・経歴といったプロフィールをご紹介いたします。

 

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  • 名前: 金光修(かねみつ おさむ)
  • 生年月日: 1954年10月28日
  • 出身地: 東京都
  • 学歴: 早稲田大学第一文学部
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金光修社長は韓国人なのか!?国籍や出身地を調査!

結論: 金光修社長が韓国人だという確証はなし

ネットの情報によると、金光修(フジHD社長)さんの国籍が韓国なのか気になっている方が多いようです。

しかし、金光社長の国籍が韓国であるかがはっきりと分かる情報はありません。

出身地は東京都ということは分かっていますが、国籍が日本なのかあるいは韓国なのかといった情報までは掲載されていないようです。

金光修社長について調べてみると、「韓国」「韓国人」「出身」などといったワードがい くつも出てくることが分かります。

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このように金光社長のことが韓国人なのかと噂する人の中には金が名字に入っていることから、在日朝鮮人ではないかという判断をする人がいるようです。

実際には「金子」さんや「金井」さんなど、名字に金が付く方(日本には90万人以上いるとされている)はいっぱいいますので、それだけで金光社長の国籍を決めつけることは到底できないでしょう。

その他の理由としては、一時期フジテレビが韓国タレントや韓国の番組を多く放送していた時期があり、そこから韓国贔屓という意味で金光社長の出身が韓国ではないかという噂に繋がったと思われます。

いずれにしてもはっきりとした情報はありませんでした。

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フジHD・金光修社長の経歴や学歴(出身高校・大学)情報まとめ!

kanemitsu-osamu-6(出典: フジ・メディア・ホールディングス公式HP)

 

金光修社長は大学を卒業した後、「西武百貨店」に入社しマーケティングを担当しました。

そこでの職務内容としては、DC(デザイナーズ&キャラクターズ)ブランドを集めたSEED館などの開業などに携わっており、西武百貨店に5年間勤めています。

そして当時29歳であった1984に偶然フジテレビの中途採用を知り転職。フジ・メデイア・ホールディングス(FMH)への入社がきまります。

その後、金光さんが社長職に付いたのは2019年6月のこと。社長であった宮内正喜さん(現会長)の後を引き継ぎ、2021年現在まで社長職を務めています。

以下に、金光修社長の経歴を簡単にまとめてご紹介しておきましょう。

◆金光修(かねみつ おさむ)経歴

  • 2009年6月: フジテレビジョン経営企画局長
  • 2012年6月: FMH執行役員経営企画局長株式会社フジテレビジョン執行役員
  • 2013年6月: FMH常務取締役広報室・経営企画担当兼経営企画局長
  • 2015年6月: FMH専務取締役広報室・経営企画・財経担当兼経営企画局長
  • 2016年6月: 専務取締役経営企画・財経担当兼経営企画局長
  • 2017年6月: フジテレビジョン専務取締役経営企画担当兼経営企画局長
  • 2017年7月: 専務取締役経営企画担当
  • 2018年4月: 専務取締役経営企画・広報IR・メディア企画担当
  • 2019年6月- 現在: FMH代表取締役社長兼社長兼フジテレビジョン取締役

 

フジ・メディアHDに入社して以来、金光修さんはどんな職務についていたのでしょうか。

以下に簡単な内容を列記しておきます。

1984年4月: フジ・メデイア・ホールディングス(FMH)入社

もともと、金光社長の希望は番組企画だったそうですが、入社当初はイベントを担当する部署で地方の演歌ショーなどを手掛けます。

その後、オンラインで音楽イベントのチケットなどを販売する「チケットセンター」の設立に関わったり、映画好きの同僚と共に、映画の企画制作を手がける「ホイチョイ・プロダクション」に話を持ちかけ、1987年映画「私をスキーに連れてって」を生み出したりしました。

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【1987年: 映画『私をスキーに連れてって』】

 

1988年〜編成部に勤務し活躍:「料理の鉄人」企画へ

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金光修は、当時の上司から「料理番組を立ち上げろ」と言われたことにより、大人気番組である「料理の鉄人」を企画することになります。

始めてからの半年間こそは視聴率が取れない日々が続いていたそうですが、内容を「ゲストシェフが1人の鉄人を選んで対決する」というものに変更して以来、視聴率が向上。

海外のエミー賞にノミネートされるなど国内外の人気番組と成長していきました。

金光修社長は、その他「ラスタとんねるず」「カノッサの屈辱」「バナナチップスラブ」なども担当していました。

1997年: フジテレビがニューズ・コーポレーション(現・21世紀フォックス)など4社と一緒に立ち上げた衛星放送「ジェイ・スカイ・ビー」に派遣される

1998年: ジェイ・スカイ・ビーと日本デジタル放送サービスが合併

当時、サービス名を巡って「パーフェクト・スカイTV」か「スカイパーフェクTV」にするかで議論が持ち上がり、前者が優勢だったそうですが、金光修さんが「スカパー」の方が語感がよいと思い、後者を押していたところ、先行して「スカパー」というタイトルの紹介番組をフジテレビが始めてしまいったことで名称が「スカパー」で決定。

こうしてみてみると、金光修さんは本当に色々な場面でフジテレビの躍進に関わってきていることが分かりますね。

1999年〜BSフジ編成部長

金光修さんがBSフジの編成部長として勤務していたこの頃は、主にデータ放送のシステム構築や番組企画に携わったとされています。

データ放送とは、いわゆる「天気予報」や「番組案内」などテレビの内容を補完したり関連する情報のことを指し、こういったデータ放送を活用した番組を積極的に投入していたそうです。

金光さんにとっては、視聴率争いにさらされない番組が作れるBS放送に関心があり、そこでの編成部長としての職務は本人の希望通りだったとのこと。

大変忙しく働いていたこの頃は、午前4時頃に仕事の連絡があると、すぐにタクシーで出社し、会議を開く事もあったほど仕事に没頭していたようですね。

その後の金光修さんは、2009年6月にフジテレビジョン経営企画局長を経て、2012年には執行役員へ。

そして、広報室での経営企画や広報IR・メディア企画担当を担当した後に、2019年6月から現在の職である代表取締役社長兼社長兼フジテレビジョン取締役という大役を任されることになっていきました。

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金光修(かねみつ おさむ)の高校や大学はどこ!?

学歴: 早稲田大学第一文学部

金光修社長の学歴についてはあまり詳しい情報はありません。

はっきりと分かっていることは、大学は名門である早稲田大学に通い、現在はなき「第一文学部」を専攻していたということです。

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この「第一文学部」は、2007年に廃止され、現在では「文学部」と「文化構想学部」として存在しています。

ちなみにですが、文学部・文化構成学部ともに偏差値は67.5。

やはり、民放4大テレビ局の一つであるフジテレビを傘下に置くフジHDの社長というだけあって、非常に優秀な学歴を持っていることが分かりますよね。

終わりに

 

こちらの記事では、現在、放送法の外資規制に違反していた時期があったとして問題になっているフジ・メディアHDの社長・金光修さんについての韓国人の噂についてや、学歴・経歴といったプロフィールをご紹介しました。

違反の具体的な内容としては、

  • 放送法で定められている外国資本の議決権の比率・20%未満に対して、一時的に20%以上になっていた
    (2013年9月末時点で20. 00042%、2014年3月時点で20. 00083%)
  • 当時担当役員金光修さんが総務省に報告を行ったところ口頭で厳重な注意を受けた

ということになっています。

しかし、今年の3月には菅首相の長男正剛氏の接待問題が関連していたとされる、東北新社の放送法外資規制違反が取り沙汰され、

結果として、東北新社の子会社である「東北新社メディアサービス」の衛星放送事業の認定を5月 1日付で取り消すという処分が下ったのは記憶に新しいところです。

ここで総務省が、厳重注意のみで済ませ、衛星放送事業の認定取り消しには当たらないという決定を下せば、さらに波紋を呼ぶことは間違いないでしょう。

今後どのように発展していくのか、その動向に注目が集まります。