底抜けに明るく軽快なサウンドでいつもリスナーを楽しませてくれているsumika。
先日(9月7日)は「ミュージックステーション(Mステ)」に初出演して大きな話題にもなりました。
(「春夏秋冬」は0:52〜スタートします)
そのMステで披露した曲は「ファンファーレ」でしたが、その曲と共にsumikaの最新シングルに収録されている「春夏秋冬」がある曲に似ていると噂されているようなのです。
劇場アニメ『君の膵臓をたべたい』の主題歌として、sumika・片岡さんの想いが詰まった「春夏秋冬」のパクリ疑惑なんてありえない。。。
そこで今回は、この「春夏秋冬」に似ていると言われている曲を調べてみることにしました。
sumika「春夏秋冬」に似ていると言われている曲とは?
まずはこちらの動画をご覧ください。
という説明でアップされたこの動画では、sumikaの「春夏秋冬」と、Mr. Childrenの「祈り」が似ていることを示唆するようなコメントで両曲が紹介されています。
(比較されているサビの部分は1:14〜スタートします。)
コメントを少し見てみると。。。
といった意見が。
そしてもう一曲名前があがっている曲が、平井堅さんの「僕は君に恋をする」のサビの部分です。
どの曲もそれぞれに素敵な歌詞で比較できるものではないと思うのですが。。。
sumika「春夏秋冬」歌詞に込められた想いとは?
映画の内容は、膵臓の病気を抱えた高校生・山内桜良と同級生”僕”の関係を描いた物語。
主人公”僕”は地味でいつも一人読書をしているような男子ですが、ある日拾った桜良の日記帳で、彼女の余命がほとんど無いことを知ってしまいます。
限られた残りの人生を精一杯楽しもうとする”桜良”にだんだん振り回されていくようになる”僕”。
そして、“僕”の心は少しずつ変化していくのだった。。。
そんなストーリーが展開する映画の内容に寄り添って作詞をした片岡さんはこの曲について、
アニメの制作チームと打ち合わせしたとき、「映画の最後のほうで流れる曲だから、作品を総括するような内容にしてほしい」という要望があって。まずはキミスイの中で起きたことを順番に書き出してみたんですが、映画を観ている人にはすでに伝わっていることばかりだし、それを歌詞の中で並べてしまったら、観客の皆さんを信じてなかったことになってしまう。そうじゃなくて、この映画を観た方が、物語を自分のものにできるような曲にしようと思ったんです。フィクションではなく、自分自身の話に置き換えてもらう、その第一歩につなげられるような曲と言うか。(引用:https://goo.gl/BjWvhA)
こちらをクリックすると「春夏秋冬」の歌詞全文とその意味が解説されている記事に飛びます。
この記事の中にもあるように、1番と2番の対比や、タイトルになっている季節ごとに起こる物語など、歌詞を読めば読むほど引き込まれる魅力が片岡さんの言葉にはあります。
仮にメロディーラインなどが他の曲に似ているとしても、sumikaの「春夏秋冬」はsumikaにしか出せないニュアンスがあり、それは比較されている2曲についても同じではないでしょうか。
終わりに
今回は、sumika「春夏秋冬」のパクリ説を受けて、この曲に似ていると言われている曲を調べてみました。
多少メロディーが似ているという人がいてもおかしくないのは分かりますが、
この曲を含めて、sumikaにはsumikaの言葉であり色があると感じました。
(Mr. Childrenの桜井さんにしても平井堅さんにしてもそれぞれに最高の魅力があることは間違いないですが。)
今年のsumikaを代表する神曲の一つであるこの「春夏秋冬」はこれからも大切にされていく曲でしょう。