ChristmasTree_project_pic

出典: http://soratree.jp/

 

みんなで世界一のクリスマスツリーを日本に!」という書き出しで始まった今回の企画。

プラントハンターとして活躍中の西畠清順さんは、今年の冬、樹齢150年の「あすなろの樹」を富山県氷見市の山中から掘り出し、神戸のメリケンパークへ海上輸送により大移動させるというイベントを立ち上げました。

 

その名も「世界一のクリスマスツリーProject」!

 

現在、ニューヨークのロックフェラーセンターにあるツリーが一番大きく「世界一」と名高いことに対抗し、

神戸市民と一体になって世界最大級のクリスマスツリーにオーナメント(装飾)を付け、その数でネス記録を目指そうという企画です。

しかし、プロジェクトが始まった当初から炎上に次ぐ炎上。。。

この企画の何がいけないのか。なぜ炎上してしまったのか、といった経緯について順を追ってまとめています。

スポンサーリンク

西畠清順がプロジェクトリーダー、「世界一のクリスマスツリーProjectとは?」

Nishihata_prof_pic

(プロジェクトリーダーのプラントハンターこと西畠清順さん)

出典: 出典: http://bunshun.jp/articles/-/5013

西畠清順さんの詳しいプロフィールや、気になる年収などはこちらをどうぞ

 

兵庫県の神戸港は今年で開港150という節目の年を迎えています。

そして、その記念事業の一環として実施されている今回の「世界一のクリスマスツリーProject」。

このギネス記録を打ち立てることを目論んだプロジェクトは、プラントハンターとして有名な西畠清順さんがプロジェクトリーダーを務めています。

 

どんなイベントなのでしょうか。

 

使用されるのは富山県氷見市の山中で見つかった「あすなろの木」。

 

今回のプロジェクトではクラウドファンディングで参加者を募り、

このツリーにオフィシャルメッセージオーナメント(装飾)を付けて、その数でギネス記録を目指そうと始まった企画でした。

 

あすなろの木のスペックは高さ30m超、直径約1m、重さ約24t !

これは世界最大級で有名なニューヨーク、ロックフェラーセンター前のクリスマスツリーの過去最高記録に匹敵する大きさだそうです。

 

そして、参加した人たちは、七夕の短冊と同じように好きな願いごとを書いて、

このメーセージオーナメントをツリーの装飾としてクリスマスツリーに付けていくことができます。

Soushoku_1_pic

(メーセージオーナメント)

 

期間は12月2日から26日までになっていて、5万個のオーナメントがツリーに装飾されればギネス記録達成となっています。

 

イベントのプロジェクトリーダーである西畠さんは、クラウドファンディングのサイトで以下のように意気込みを綴っています。

「いままで本当にいろんな植物をたくさんの人に届けてきました。誰かのために働いて、働いて、、、植物を届けて。でもどんなカッコつけても、結局は自分が生きる為、食べていく為にプロとして、仕事として植物を運んできたのだと思います。でも、30代半ばを過ぎたころから、ちょっと欲がでてきました。“自分のやっている、植物を運ぶ仕事で人の役にたちたい。”という欲です。今回のプロジェクトは僕個人が発起人となる初めてのプロジェクト。だから個人的に3億円を借金してサンタのつもりでみんなに世界一のツリーを届けます。」

そしてスタートした「世界一のクリスマスツリーProject」ですが炎上騒動が起こります。

一体何がいけなかったのでしょうか。

スポンサーリンク

西畠清順のプロジェクト、「世界一のクリスマスツリー」がネットで炎上?

主にネットで問題と言われている点について3つほど挙げててみます。

◆「亡くなった人の魂を慰めるというイベント」が「ギネス記録に挑戦するイベント」になっている?

まず第一に今回のあすなろの木は「輝け、いのちの樹。」というキャッチコピーがあるように、

被災地への鎮魂 (死者の亡くなった人の魂を慰めること)の想いで設置されています。

それが「鎮魂」とあまり関係なさそうなギネス記録への挑戦になってしまってるのではないかという指摘があるようです。

 

◆イベントで使った「あすなろの木」を商品化して通信サイトで販売する予定だった

あすなろの木は運搬の際に切り倒されることなく、根っこごと引き抜かれました。

その後も生かされ続けると思っていた方が多かったようなのですが、最終的にはバングル製品に加工して

フェリシモから販売される計画だったことが分かりました。

(※株式会社フェリシモは、兵庫県神戸市中央区に本社を持つ大手通信販売会社です。)

 

税込み3800円で当初の販売予定でしたが、この計画は批判が多かったため一度白紙に戻されました

 

Asunaro_goods_pic

(※販売予定であったバングルの広告)

 

プロジェクトが営利目的ではないかという疑問の声に対して西畠さんは、

「このプロジェクトの総事業費用は約3億円とし、記念品の販売 (今は中止) や、有料観覧エリアからの収益などを考慮しても億単位の赤字となる」として、否定されています。

 

◆イベントで使用した「あすなろの木」を「ヒノキになれない落ちこぼれの木」扱いしたという意見

以下は今回のプロジェクトで選ばれた「あすなろの木」ついての説明になります。

イベントで使用される木について、ヒノキよりも格下という言い回しで紹介していたのが気に入らない方がいたようですね。

 

Nishihata_statement_pic

出典: https://www.makuake.com/project/soratree/

この説明を受けてネット上では、

「世界一のクリスマスツリー」、炎上騒動後の動き

SNSでの炎上を受けて、西畠さんは「そら植物園」の公式サイトから「〜清順より大切なメッセージ〜」として、

今回のプロジェクトへの批判に対する思いを綴った長文をアップします。

綴られている主な内容は、

  • 今回のイベントは一本の木を通して、見る人に「いのち」の大切さなどを純粋に感じてもらいたかったこと
  • 決して営利的な目的で行っているイベントではないこと
  • 鎮魂の思いを持って取り組んでいること

などです。

ですが、西畠さんが「応援してくれる人や団体に心配やご迷惑を掛けたことは謝罪するが、世間に謝っているわけではない。嫌な人は見なければいい」と発言したこともあり、

事態は収集がつかなくなってきています。

Nishihata_statement2_pic

このような流れで、ついにはイベント中止を募る運動が始まってきており、

現在は今後の展開がどうなっていくのか注目されているところです。

 

Tree_project_suspension_pic

出典: https://www.change.org

 

 

 

中止を呼びかける上記サイトでは、11月24日〜12月15日までに2万人以上の署名が集まっているそうです。

 

「世界一のクリスマスツリーProject」には批判的なコメントが多い一方で、

イベント反対に疑問を投げかける声もあります。

 

といったように、始まったことなので冷静な対応を求めるなど、

色々な方が今回のイベントへの思いをツイートし続けている状態です。

まとめ

今年は神戸開港150年という節目の年ということもあり、大規模なプロジェクトとなった「世界一のクリスマスツリーProject」。

 

阪神淡路を経験した被災者、神戸市民の感情が「置いてけぼり」にされたプロジェクト”であるとツイートしている方がいるように、市民の方に主催者の思いがきちんと共感されていない印象も受けます。

 

それでも大変な思いをして富山県からはるばる神戸の街へ届けられた一本のあすなろの木。

 

主催者側から見れば、代表の西畠清順さんは「ひとのこころに植物を植える」をテーマに活動を続けてこられ、

この「世界一のクリスマスツリーProject」に強い思いを持って取り組まれています。

 

賛否両論の声が上がる今回のプロジェクト。

 

炎上騒ぎに関してはすこし皮肉なようですが、

確かに西畠さんが望む、「一本の木を通して何か大切なことを考えるきっかけ」になったのかもしれません。

スポンサーリンク
シェアの際は下のボタンをお使い頂けます。